円山動物園/ヨウスコウワニ(幼体)

円山動物園/ヨウスコウワニ(幼体)

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[box type=”shadow” ]アリゲーター科では、ユーラシア大陸に分布する唯一の種で、中国長江下流域に生息する固有種である。大人しい性質の小型のワニで全長は200cm程度、幼個体は黄褐色の地に黒い不規則な斑紋が入る。動物食で、主に貝類を食べるが、魚や小型ほ乳類、昆虫なども食べる。

成個体は黒褐色であるが、幼個体は黄褐色の地に黒い不規則な斑紋が入る。

現地では一時300頭程にまで数が激減し、絶滅寸前まで追い込まれましたが、現在では飼育下での保護増殖活動が軌道に乗り、絶滅は回避されました。今まで、飼育下でヨウスコウワニの繁殖を成功させているのはアメリカと原産国である中国のみでしたが、2001年円山動物園でも国内で初めて、世界でも3例目となる繁殖に成功しました。

野生のヨウスコウワニの生活は独特で、冬場は地下に穴を掘り半年間冬眠します。そして春、気温の上昇・日長時間の変化などが刺激となり発情、交尾などの繁殖活動を行ないます。そのため、飼育下においても冬眠させることが繁殖成功の条件とされていて、中国やアメリカでは年中屋外の半野生状態で飼育することで繁殖を行なっています。
円山動物園では「年中、あまり温度変化のない室内の獣舎」で「冬眠させずに」繁殖に成功しており、世界的に貴重な事例です。

引用元:http://www.city.sapporo.jp/zoo/b_f/b_24/db2403.html

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