北海道のオホーツク海沿岸地域では、毎年1月下旬ごろに流氷が観測されます。
視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日を「流氷初日」、視界内の海面で流氷が見られた最後の日を「流氷終日」というんですが、もう5月になろうかというのに網走(あばしり)市では約30キロ~40キロ沖合いに流氷が居座り、知床半島では接岸しているところもいまだにあるとか。
また、この流氷が太平洋側にまで流れだし襟裳岬の南東約100キロ沖合いにまで達しています。4月に太平洋側で流氷が観測されるのは30年ぶりだそうです。
※臨時診断表 2014年3月から4月の北海道南東方の低い海面水温および海氷の襟裳岬南東沖への流出について
このゴールデンウィークに道東へ旅行の予定がある人は、流氷を見ることができるかもしれません。
[box type=”shadow” ]「静止気象衛星ひまわり」による北海道周辺の可視画像(2014年4月20日)
引用元:http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/shindan/rinji/2014/02/rinji_sst_seaice_20140423.html
[/box]
[box type=”shadow” ]
知床の流氷・羅臼編 Drift Ice in Rausu,Shitetoko (Shot on RED )
[/box]
[highlight]参考URL[/highlight]
・網走の「海明け」のお知らせ(PDFファイル)
photo credit: arcreyes [-ratamahatta-] via photopin cc