9月3日(10:00~18:00)、4日(10:00~15:00)の2日間、北海道庁旧本庁舎前の広場にて根室水産食品PR販売促進会「まるごと根室」の主催で「根室さんま直送市」が開催されます。
-秋の味覚
日本人にとって秋の味覚といえばなんといっても「さんま」ですよね。秋の味覚の王者、松茸に比べてとってもリーズナブルで家計に優しいし、ビタミンA、D、E、B2、カルシウム、鉄分、EPA、DHAを豊富に含み栄養満点で申し分なし。
いろんな料理があるけど、シンプルに「焼き」が一番。皮がパリッ、中はふっくら、焼きたて熱々と醤油をちょっとたらした大根おろしを一緒に口に放りこめば・・・もうね・・・食べたくなってきた・・・
苦味のあるワタは大人の味。飲兵衛はこれで、クイッと一杯いけちゃうよね?
焼きもいいけど、鮮度が良ければ刺身も美味しい。一昔前は、漁港に住む人の特権だったんだろうけど物流網さまさまです。ありがたや、ありがたや。
-さんま祭り
さんまは季節によって広い範囲を回遊する魚。春から夏にかけて黒潮にのって北上し、プランクトンが豊富な親潮海域で脂肪をたくわえ、夏から秋にかけて南下します。
水揚げ量日本一の根室の沖合いでとれる、さんまは脂のノリが最高で「とろさんま」なんて呼ばれています。根室では毎年9月に「根室さんま祭り」を開催し、訪れた人に無料でさんまがふるまわれます。
東京でも全国ニュースになるぐらい有名なさんま祭り「目黒のさんま祭り」がありますよね。岩手県宮古漁港直送のさんま6,000匹が無料提供され、さんまを求めて3時間待ちもザラなんですって。とりあえず煙がすごそうだ。ちなみにこのお祭りは、落語の噺「目黒のさんま」がきっかけです。どんな噺か知りたい人は各自ぐぐるべし。
-根室さんま直送市
根室のさんまを札幌市民にPRする目的ではじまった「根室さんま直送市」は今年で3回目となります。このイベントでは1,200食限定の炭火焼さんまの販売や、生さんま箱売り直売会が行われます。
脂がノリにのった「とろさんま」食べてみれや~
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photo credit: hirotomo via photopin cc