冬の使者「雪虫」の正体は・・・

冬の使者「雪虫」の正体は・・・

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冬の使者「雪虫」の正体は・・・

10月にはいると札幌の街にふわふわとまるで雪のように舞う昆虫が現れます。

これは「トドノネオオワタムシ」というアブラムシの仲間で北海道では「雪虫」と呼ばれています。北海道にだけ生息しているわけじゃなく、地方によっても呼び方が違うみたいです。

夏の間はトドマツの木の根で暮らし、秋が深まってくるとヤチダモの木へ一斉に移動を開始します。つまり、ふわふわ舞う姿は引越しの最中というわけです。そして、引越し先のヤチダモに卵を産み越冬、春に孵化し再びトドマツへ移動するというサイクルを繰り返します。

ちなみにヤチダモは木目が綺麗で堅いという特徴を生かし、家具やバットに使われているタモ材の原料です。

綿のように見えるのは自ら分泌した蝋物質で、体にくっつけることで浮力を得て飛行を助ける役目があるんだそうですよ。

ふわふわ舞う姿はロマンチックといえばロマンチックではあるんだけど、自転車で走っていると目や口に飛び込んできたりと迷惑な昆虫です。とはいえ、この時期に舞う雪虫を見ると札幌っ子は「あぁ、もうすぐ初雪かあ・・・」なんて季節のうつろいを感じるものです。

札幌の初雪の平年値は10月28日、昨年は11月18日に観測されたけど今年はいつかなあ。

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雪虫大量発生中!

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[highlight]参考URL[/highlight]

雪虫ってどんな虫? – 北海道新聞