アメリカで中国産のジャーキーを食べた犬・猫が約580匹死亡、FDA(食品医薬品局)公表

アメリカで中国産のジャーキーを食べた犬・猫が約580匹死亡、FDA(食品医薬品局)公表

106
シェア
アメリカで中国産のジャーキーを食べた犬・猫が約600匹死亡、FDA(食品医薬品局)公表

アメリカで、ペット用のジャーキーを食べた犬や猫が死亡するというケースが多発していたことが判明しました。

これは、アメリカの政府機関である食品医薬品局(FDA,Food and Drug Administration)が公表()したもので、2007年から約3,600匹が病気となり、そのうち約580匹が死亡したとのことです。

Why Are Jerky Treats Making Pets Sick?

ジャーキーには、鶏・鴨・ドライフルーツが使われていて、原材料のほとんどが中国産。被害は特定のブランドではなく、多数のブランドで報告されています。食欲減退や下痢、嘔吐の症状がみられ重篤なケースだと腎不全などで死にいたるようです。

FDA獣医学センターのバーナデット・ダナム所長()は、「われわれが見たことのある疾患発生例の中でも、最もつかみにくく謎が多い例の一つ」と述べており、いまだ原因物質の特定には至っていません。

Meet Bernadette Dunham, D.V.M., Ph.D., Director, Center for Veterinary Medicine

FDAは、獣医師らに同様の症状を発症したペットの血液や尿などの提供を要請し、飼い主にはペットに与えたジャーキーを保管するように呼びかけています。

アメリカでは2007年にもペットフードに使われていた中国産の原材料に化学物質が含まれていたことが原因で、約4,000匹のペットが死亡するという出来事がありました。儲けることさえ出来ればそれでいいという強烈な拝金主義というのは、6年経ったところでおそらく変わらないでしょうし、ましてや海を渡った遠くの国の畜生の口にはいるものなんかに気なんて使ってられるかというところでしょうか。

日本には、ペットフードの安全性の確保を図るため、平成21年6月1日から施行された「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」という法律がありますが、原材料の原産地の表示については特に規定していない()ようなので、アメリカのような事態が起こらないとは限りません。

ペットフード安全法Q&A [動物の愛護と適切な管理] – 環境省(Q3-19原材料の原産地を表示してもいいですか。)

ああ、怖い、怖い・・・

[box type=”shadow” ]
Dog and Cat Deaths May be Linked to Dog Treats

[/box]

[highlight]参考URL[/highlight]

FDA Fielding Dog Treat Complaints

U S Food and Drug Administration Home Page

愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律

photo credit: ny156uk via photopin cc