地域の特産物を生かした「お土産」を全国から募集し、世界にも通用する「究極のお土産」を発掘する品評会「究極のお土産品評会」が観光庁の主催で29日(金)、東京都港区の明治記念館で開催されました。
同品評会は、地域のお土産を製造販売する事業者と全国に流通網を持つ大手百貨店を結びつけて、地域のお土産の認知度向上につなげることを目的としたもの。
全国から747品の応募があり、その中から書類審査を通過した115品が「究極のお土産品評会」に出品され、大手百貨店などの目利き10名によって、以下の「究極のお土産」が選ばれました。
・「塩麹と酒粕の北海道二段仕込み(くまだ株式会社)」
・「秋田しょっつる十年熟仙(諸井醸造)」
・「T五(薄氷本舗五郎丸屋)」
・「鮎のリエット・白熟クリーム(株式会社泉屋物産店)」
・「若狭の甘鯛千枚(小浜海産物株式会社)」
・「湖のくに生チーズケーキ(社会福祉法人あゆみ福祉会)」
・「郷愁の柿(石井物産株式会社)」
・「オイル・ルージュ(ふるさと萩食品協同組合)」
・「オイル・ポニーフィッシュ(ふるさと萩食品協同組合)」
・「なると金時 おいもさん鳴門っ娘(有限会社 鳳月坊)」
ちなみに北海道からは、1912年(明治45年)創業のくまだ株式会社(旭川市)が出品したツボ鯛・時鮭・メヌキ・銀ダラを塩麹と旭川の銘酒「男山」の酒粕で漬け込んだ「塩麹と酒粕の北海道二段仕込み」が選ばれました。
今後は、三越伊勢丹新宿店など大手百貨店の催事場や楽天市場で販売される予定だそうです。
[box type=”shadow” ]塩麹と酒粕の北海道二段仕込み
引用元:創業明治45年 くまだ株式会社 【北廻船】/北海道の海産物
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[highlight]書類選考を通過した北海道の「究極のお土産」候補[/highlight]
「エゾ鹿ジンギスカン(有限会社久上工藤商店)」/「牧家 飲むヨーグルト(株式会社牧家)」/「牧家 乳の生菓子 白いわらべえ(株式会社牧家)」/「牧家 乳の生菓子 緑のわらべえ(株式会社牧家)」/「和ちいず(株式会社ゆたか)」/「音威子府羊羹(NPO法人ecoおといねっぷ)」/「さくらんぼジャム 南陽(有限会社大橋さくらんぼ園)」/「さくらんぼジャム 月山錦(有限会社大橋さくらんぼ園)」「さくらんぼジャム サミット(有限会社大橋さくらんぼ園)」/「塩麹と酒粕の北海道二段仕込み(くまだ株式会社)」
[highlight]参考URL[/highlight]
・世界にも通用する究極のお土産 -日本の食のブランド化に向けて-
・タビカレ